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ホーム活動内容学術研鑽事業第7回学会学術大会

活動内容

聖隷クリストファー・リハビリテーション学会
第7回学術大会のご報告

 2022年3月19日(土)に第7回聖隷クリストファーリハビリテーション学会学術大会が開催されました。新型コロナウイルスの感染状況が分からない中、第6回大会に引き続きオンラインでの開催の運びとなりました。
 今回の学術大会は、「新しい時代のリハビリテーション~IT機器によるイノベーション~」をテーマに掲げ、基調講演、スタートアップ講座、一般演題発表が行われました。
 基調講演では、北原病院グループで、リハビリテーションのIT化・AI導入を行っている亀田佳一先生を迎え、5年間リハビリのIT化に関わってきたセラピストが話す「リハビリテーション医療の現在と未来」というテーマでご講演頂きました。亀田先生は、現在の医療保険の財源不足の問題からリハビリテーションの高効率化・質の向上が必要で、その課題解決のためにITやAIを活用していました。講演の中では実際に開発中のAIやアプリなどの紹介もあり、どれも新しい技術で未来のリハビリテーションの話を聞いているようでした。講演の最後には、これからは、医療という枠に捉われない事が大切というお話もあり、自分自身も分野を超えて様々な事へ挑戦していこうと思いました。
 スタートアップ講座では、新宮尚人先生から新人・中堅セラピストに向けてお話を頂きました。お話の中にあったスペシャルケースを作る・自分の中に軸(型)を作る事が大切というところは、基調講演の亀田先生のお話とも繋がる内容かなと感じました。「型があるから医療という枠を超えていける」そんな風に思いました。新人の間はまず基礎を固めて、経験を積むごとに型から外れて新たな価値を生み出す。その様にして、少しでもリハビリテーションの発展に貢献できる卒業生が増えると事を期待しております。
 一般演題発表では、5名の卒業生が発表しました。経験年数・職種・内容も様々でとても興味深い発表でした。質疑応答も活発で、発表者・質問者ともに成長できる有意義な時間になったのではないかと思います。
 大盛況で終わった本大会は、本当に多くの方々にご協力を頂きました。参加者の皆様、亀田先生、新宮先生、座長の先生方、理事の先生方、誠にありがとうございました。本学会が更なる発展をすること期待すると共に、私も尽力していきたいと思います。
 次回、第8回大会はST1期生の角田大会長のもと盛り上げていきたいと思います。今後ともよろしくお願い申し上げます。

事務局

〒433-8558 静岡県浜松市北区三方原町3453
聖隷クリストファー大学 リハビリテーション学部
聖隷クリストファー・リハビリテーション学会事務局