001 2017/5/18

舌運動の可視化方法

リハビリテーション学部 言語聴覚学科長
柴本勇 先生

 こんにちは。言語聴覚学科の柴本です。 今回は、舌運動の可視化方法の最近のトピックについて記します。

■Electropalatograhy
口蓋に接触センサを取り付けて、舌が口蓋のどこに触れるかを可視化するものです。 聖隷クリストファー大学に本システムがありますので、興味のある方は教員にご連絡ください。


動画を見たい方はこちらをご覧ください。 https://www.youtube.com/watch?v=1w90b2xY9f8

■超音波
超音波を使って、舌運動を可視化するものです。 昨年のAmerican Speech Language Hearing Association (ASHA) Convention 2017 でもセッションが組まれており、今後臨床で多く使われる方法と思います。今年度、聖隷クリストファー大学にシステムを導入する計画をしています。 ハスキンス研究所(エール大学)のWebに超音波を使った構音訓練のVisual feedbackについて詳しい紹介がありますので、参照ください。
http://www.haskins.yale.edu/uvf/



※ハスキンス研究所
1935年創設の、音声、発話、言語に特化した研究所。現在はアメリカコネチカット州にあります。この分野で常に最先端の研究を行っている施設です。