013 2019/11/10

ペインリハビリテーション(痛みの理学療法)

リハビリテーション学部 理学療法学科
金原 一宏先生

みなさん、こんにちは!!
理学療法学科の金原一宏です。
卒業生の皆さん、楽しく臨床していますか?
私は、大学に就任して約10年です。この間多くの学生が卒業し、現在、仕事を共にしている方や、全国で活躍される卒業生の姿を見て感慨深いです。 今後の皆さんの活躍を浜松の地で楽しみにしております。

私の研究分野は、「ペインリハビリテーション(痛みの理学療法)」です。
「痛み」はリハビリテーションの領域では、高頻度に遭遇する症状で、多くの障害を招きます。
痛みは、本来、身体を守るシグナルです。
種類に応じて様々な症状を呈し、長期化することで病態は変化します。
病態変化が難治性の原因であると私は考えております。病態を突き詰め、その治療を行うことが適切な治療となり、患者のADL・QOLに働きかけます。 私は、患者さんの痛みを改善し、より良い生活を送っていただくことを目的に、日々研究と治療をしています。

現在、ペインリハビリテーションの分野を発展させ領域を拡大するため、研究室では「痛みのゼミ」(勉強会)を月2回開催しております。


痛みのゼミのメンバー(一部) ※PainのPポーズ

痛みの治療には、多くの課題があります。
ペインリハビリテーション(痛みの理学療法)の分野におけるエビデンスの蓄積が、痛みの治療に繋がると信じ活動しております。
ご興味のある方は、大学に来られる際で構いません、お顔を見せてください。
皆さんのご健康とご活躍を祈念しております。