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ホーム活動内容学術研鑽事業第4回学会学術大会

活動内容

第4回学会学術大会(報告)
2019年3月16日


 2019年3月16日(土)に聖隷クリストファー大学にて第4回聖隷クリストファー・リハビリテーション学会学術大会を開催致しました。
 今回の学術大会は、「広がるフィールド ~セラピストの可能性~」をテーマに掲げ、一般演題発表、シンポジウム、ランチョンセミナー、基調講演と充実した内容で行われました。


大会長の小松洋亮先生(PT3期生)の挨拶

 基調講演では、浜松市リハビリテーション病院リハビリテーション部技師長の森下 一幸先生を迎え、「地域 × 組織 × セラピスト」についてご講演頂きました。 大組織の中で、高い実績と結果を要求されつつ、個々のセラピストに求められる能力・資質も多様化しており、臨床現場での苦労が伺えました。 そのなかでも、「連携」や「支援」、「その人に寄り添った関り」などのキーワードとともに、「人」と関わり「組織」で働く上で重要なことについてご講演いただきました。 年齢、性別、経験年数に関わらず、心を動かされる様な貴重なお話でした。


浜松市リハビリテーション病院 リハビリテーション部技師長 森下 一幸先生

 シンポジウムでは、「キャリアデザイン」をテーマとして、様々な分野に従事している3名の先生方を講師に迎え、ご講演頂きました。
 江間先生からはATの資格を取得し、例えば陸上大会のスタッフとして活動したり、足底板の作成を行い治療の幅を広げたりといった話をお伺いできました。各ポイントで整形外科の医師であったりなど、出会いやきっかけを大切にされていた話が、キャリアを作っていく時のポイントだと感じました。
 阿部先生においては、その多様な背景から、「その時にやりたいこと、やれることは何か」といった形で自分のキャリアを広げていく先生のキャリアドリフトの活動をご紹介頂きました。調理師、重機操作、花火師、観光といった多種多様な職歴をお伺いし、キャリアの視点が大きく広がりました。
 鈴木先生からは、子育てと仕事の両立の視点から、その時にあったワークライフバランスを実現していく考えやその大切さをお話頂きました。今後についても子どもの成長過程と自分のキャリアデザインをリンクさせながら考えられていた点も、参考になった参加者が多かったと思います。
 本大会のテーマに沿ったセラピストの働き方の多様性に対し、非常に示唆に富んだ内容でした。


シンポジウムの様子

 また、今回初めての試みとして、新1年目のセラピスト対象に「新卒者向けスタートアップ講座」を企画しました。本大学の新宮 尚人教授による熱い講義が行われました。就職前にこのような話を伺う機会は大変貴重であり、どの参加者も真剣に話を聞かれていた姿が印象的でした。
 一般演題発表では、職種・年代の異なる5名の方に発表して頂きました。どの先生方も堂々と発表されており、卒業生の現場での活躍ぶりが表れていたと感じました。閉会式では最優秀賞や優秀賞も発表され、大きな盛り上がりがみられました。


学会の様子

 本大会は、非常に多くの参加者を迎えて開催することができました。本当に多くの方々のご協力を頂き、盛況のうちに終えることができました。誠にありがとうございました。 卒業生、また会員の皆様におかれましても日頃から本学会に対して、ご理解とご協力を賜り深く御礼申し上げます。
 次回、第5回大会はOT2期生の田端大会長のもと盛り上げていきたいと思います。今後も更なる発展を目指していきたいと思います。引き続き、よろしくお願い申し上げます。

第4回聖隷クリストファー・リハビリテーション学会学術大会
ポスター(PDF)
プログラム(PDF)
一般演題申込用紙(DOC)




第4回聖隷クリストファー・リハビリテーション学会学術大会 ランチョンセミナー
セミナー(PDF)

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〒433-8558 静岡県浜松市北区三方原町3453
聖隷クリストファー大学 リハビリテーション学部
聖隷クリストファー・リハビリテーション学会事務局